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釣果アップ!釣行に備えて潮を知ろう

釣果アップ!釣行に備えて潮を知ろう

海釣りでは釣果と密接な関係のある天気と潮の流れ。天候や潮に合わせて釣行するのは休日しか使えない釣り人にとっては難しいことです。ですが、釣りに出かける予定がたったら天気や潮を調べて、釣行に備えたいものです。天気や潮について簡単に勉強しましょう。

ライターmanmal

釣った魚は自分で料理して振る舞うをモットーに関西で休日を中心に釣りをしています。釣果と腕はともかく釣り歴は長いです₍^^;。

まずは釣行日の天気

釣果アップ!釣行に備えて潮を知ろう

漁師さんやベテランの釣り人は経験からさまざまな知識を持っています。たくさんの知識が格言になっていたり、言い伝えになっています。天気についての言い伝えをみても、なるほどと納得できるものです。

凪の日は釣れない

風もなく波もたたず、雨も降らず、ぽかぽか陽気であれば釣りやすいと思いがちですが、残念ながら魚が釣れやすいとなりません。海が静かすぎると魚の活性が低く、魚の反応がないということが多いといわれので「凪倒れ」という言葉もあります。一般的には海が静かすぎると魚の活性が低くなり魚が釣れないのです。

メバルのように凪の方が釣りやすいという魚もあるのです。しかし、一般的には適度な波があり、少し海面がざわつき堤防や磯で波が砕けさらしができるような条件が良いとされます。天気が崩れ海が荒れた後は、特に、大釣りのチャンスといわれます。

しけの後は大釣りできる

天気が荒れると、しけた海で波が岩や堤防をうち、へばりついている貝や海藻、岩のすき間に潜むエビやカニ・ムシなどを海に引き込みますし、増水した川からはエビや川虫などが押し流されきます。さらしができ海中に酸素が供給され、泥なども巻き上げられ濁りが発生して水の透明度が落ちます。もちろん、海が荒れている最中は、魚も波の影響を避け深場に避難しています。

海の荒れが収まり、濁りも底濁りといわれる茶色い濁りが薄い緑色のささ濁りになると、魚もエサを活発に追うようになります。水が濁り、エサが豊富になっているので、魚の警戒心が和らぎます。小荒れの場合は翌日、大荒れの場合は翌々日くらいからがチャンスとなるのです。

コチ(東)風がふくと魚が釣れない

特に太平洋側でいわれることが多いようですが、東風が吹くということは西に低気圧があり、天気は西から変わることがおおいので、これから天気が荒れるという前触れととらえられるようです。海の中の魚は水圧とともに気圧の影響も受けていますから、気圧の変化を敏感に感じています。低気圧の方が一般には魚の活性が上がるといわれていますが、コチ風が吹くと海上の人の方が釣りをすることが危険になるので注意が必要です。

雨や曇りの方(低気圧)の方が良く釣れる

釣場での安全には十分気を付ける必要があります。しかし、天候が崩れ雨や曇りの日の方が、釣果が上がると感じる釣り人は多いのではないでしょうか。

気圧が低くなるとそれに伴いかかる水圧も減り、プランクトンなども上昇し、プランクトンをエサとする魚も浮くと考えられますし、浮き袋を持つ魚も気圧による水圧の変化で浮きあがりやすくなると考えられます。それと同時に日光が遮られ警戒心が薄くなり魚の活性が上がるのではないかと考えられています。

正確な理由はわかりませんが、経験上多少天気が悪いときの方が良く釣れるように思えます。

釣行日の潮(しお)を知る

海釣りをしていると、潮(しお)のついた言葉をよく聞き、使うようになります。いろいろある潮をまとめてみると、釣りの結果に影響する潮は2種類で、潮汐(ちょうせき)という1日の潮の満ち引きと、潮の満ち引きの大きさにかかわる潮回りです。

上げ下げ3分、7分(潮汐)

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潮の満ち引きを潮汐(ちょうせき)といいます。潮汐は、潮の満ち引きです。大ざっぱに言うと、月の引力と地球の自転による遠心力によって、1日2回の満潮・干潮が生まれます。下げいっぱい(最低潮位・干潮)から上げいっぱい(最高潮位・満潮)を上(あ)げ潮、その逆を下(さ)げ潮と呼んだりします。満潮時や干潮時には海水の動きが止まりますので潮止まりと呼びます。

釣りでよく言う「上げ下げ3分、7分」は、満潮から干潮までの時間を10等分した時の割合を示しています。潮止まりから3分までと、7分から潮止まりまでは潮の流れが緩やかになり、上げも下げも3分から7分の間は潮の流れが速くなるわけです。

潮の流れに乗せてまき餌をする釣りの場合は、まき餌のきく範囲やきき方が変わります。一般には、潮止まりには魚はエサを取らないといわれ、潮の動きで速さで変わる魚の活性を知ったうえで釣りの計画を立てます。釣場によっては潮の流れが速すぎて潮どまり前後が地合いになる場所なら「上げ7分から下げ3分まで」が地合いです。逆に、潮の流れが一定している方が釣れる場所であれば「上げ3分から上げ7分まで」と「下げ3分から下げ7分まで」が地合いになります。

満潮時刻や干潮時刻を知ろうとするなら潮汐表を見ます。インターネット上でも見られますし、釣り具屋さんなどで印刷した小冊子を配布しています。潮時は場所によって異なりますので、釣行場所付近の潮汐をしらべましょう。加えて、釣場の地形によっても底潮と表層の潮の流れにずれが生じることもありますから現場での確認は必要です。

大潮の日は良く釣れる(潮回り)

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月の引力と地球の自転による潮汐に加え、月が約1カ月かけて地球の周りを公転していることが潮汐の大きさに影響を与えます。太陽・地球・月の位置関係で、太陽・月・地球が一直線になるときは干満差が大きく、太陽と地球を結ぶ直線に直角になる位置関係に月があると干満差が小さくなります。

これを潮回りといい、大潮、中潮、小潮、長潮という名称で表します。月の満ち欠け(月齢)と潮回りが一致しますので、あわせて覚えると良いですね。月の満ち欠けと潮回りの表を参考にしてください。

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「大潮の日は良く釣れる」というのは、干満の差が大きく潮が良く流れる大潮の日は、エサとなるプランクトンや小魚の活性も良くなるので魚が良く釣れるといわれるようです。潮流の速い所では流れが一定しますから釣り易いということもありますが、狙う魚によっては仕掛けが流されて落ち着きにくく釣りにくいということもあります。

潮の大きさによって場所、狙う魚を考えることは必要です。

満月の大潮は夜釣りは釣れない

夜釣りの場合、漁港などでは常夜灯に集まるプランクトンや小魚を狙って集まる魚を釣ります。しかし、満月の大潮の日は明るすぎてプランクトンや小魚が集まりにくく、釣果が上がらないことといわれます。

一方で、魚の産卵時期の場合は、満月頃が産卵日に当たることが多く産卵のために釣場近くに魚が寄っていますから、満月の大潮の夜釣りで大漁となることもおこります。

小潮、長潮は魚が釣れない

小潮の時は干満差が小さく、長潮ではさらにその差も見分けにくくなるということから魚の活性が低くなるといわれます。潮に乗って回遊するような魚は地合いがつかみにくく、釣りにくいのは事実です。しかし、潮の流れの速い場所での釣りや、根魚を狙う釣りには適した潮です。特に穴釣りをする場合は、干満差が小さいので釣りをできる時間が長く取れ、釣果が望めます。

釣行時には潮を見る

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魚のエサとなる海草、プランクトン、小魚は潮の流れに乗り移動することが知られています。釣りをするにはこの潮の流れを無視できません。干満や潮回りだけでなく、釣りをする釣場の潮の動きを知る必要があるのです。

防波堤は際を釣れ

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大きな潮の動きは潮汐による干満によって発生しているわけですが、釣場の潮の流れは、さらに釣場の地形や周りの建造物によってさまざまな動きを作り出します。防波堤でも、本流といわれる干満による潮の流れ以外に、釣り座を構える位置によってさまざまな流れができています。

防波堤からだと本流の中を釣ることはまれで、防波堤から近い場所を釣ります。エサを運ぶ流れに頭を向け、ヒレを動かして位置をキープしている魚を狙うので、防波堤周辺の独特の反転流や、流れのよれを知ることが釣果を上げるコツとなります。

また、潮に流されてきたエサや、防波堤についているエサは潮に洗われ、防波堤のきわにたまることも多いため防波堤は際を釣れといわれるゆえんと考えられます。

潮目を釣れ

海には外洋を流れる海流だけでなく、潮汐と海岸、海底の形状によってさまざまな潮の流れ(潮流)があり、釣りに大きな影響を与えます。同じ場所に異なった潮の流れが生じることも多々あり、兼ね合いによっていろいろな現象を起こします。

潮の温度差、速さの差、塩分濃度の差などがあり、性質の違う潮はすぐには混ざり合いません。潮がぶつかる境目で、目に見える現象があり、潮目と呼びます。太平洋の三陸沖で黒潮と親潮がぶつかり大きな潮目となり漁場となっていることはよく知られていますね。

潮目では潮のぶつかり合いで、流れてきたプランクトンや小魚が停滞したくさんの魚が集まるため、優れた漁場となるなります。黒潮と親潮というような海流だけでなく、湾内など私たちが釣りをする海でも生じます。

2つの潮流がぶつかってできる潮目では、さざ波が立っていたり海流に乗ってきたゴミが集まったりと海面が周りと異なった状況になっています。ただ、沿岸部での潮の流れは変わりやすく、潮目も長くなったり短くなったり、寄れ曲がったりと安定して存在するものではなく消えていきます。防波堤の潮の流れで示したように反転流などにより潮目となることもあります。潮目が近くに見えるときは潮目に仕掛けを届けてみましょう。

潮のぶっつけを釣れ

潮目の中、潮の寄れたところがポイントとなることはなんとなく想像できましたね。防波堤でクロダイを狙う時、「潮のぶっつけを釣れ」とか、クロダイ釣りには「クロダイは潮を釣れ」という格言があります。撒き餌をしないクロダイのへち釣りという釣法では反転流が起こっている場所や、潮が直接ぶつかるような流れに変化があり魚の活性が上がるような場所を狙えという意味のようです。

潮を知って釣りをしよう

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潮汐についていろいろ調べて見ました。先輩の釣り人や漁師さんたちがいろいろと海についての知識を教えてくれています。科学的ではないことも釣場ではなるほどと思えることだらけです。どうしてかなという理由を考えるのも楽しいものです。

そして、釣行に備えて潮汐表を開き、天気予報を照らし合わせて釣行計画を立ててみましょう。合わせて、実際の釣行の後記録を取っておくと次の機会に役立ちます。繰り返し通うようなホームグランドができれば、必ずこうした記録が、釣行に役立つことでしょう。次の時代の釣り人に伝えられれば幸せですね。

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釣った魚は自分で料理して振る舞うをモットーに関西で休日を中心に釣りをしています。釣果と腕はともかく釣り歴は長いです₍^^;。

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