アオリイカは高級食材です。そんなアオリイカの料理、定番の刺し身から揚げ物、煮物、炒め物まで、おすすめレシピを5選を詳しくご紹介します。入手方法もご紹介しますので、是非参考にしてください。
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アオリイカは高級食材?
アオリイカは高級食材です。水イカとも呼ばれていますが、お店ではほとんど見かけることはありません。一部では、1キロ3000円ほどで取引されているため、残ってしまうと大変なロスになってしまうためです。そんな、高級食材であるアオリイカのおすすめレシピと、手軽な入手方法までご紹介します。
アオリイカの捌き方
少し難しいポイントはありますが、慣れてしまえば簡単です。順序を追ってご紹介します。
- 背中に包丁を入れます。中に甲と言う透明な骨のようなものがあるので、そこまで切って開きます
- 開いたら甲を取り除いてください
- 頭を持って、頭と一緒に内臓を取り除きます。墨袋が破れないように気を付けましょう
- 身を水洗い、キッチンペーパーなどで水分を取ります
- エンペラ(胴体横のヒレの部分)を切り離いします
- イカの皮をはがしていきます(薄皮もあるので、はがしにくい時にはペーパータオルなどでこするとはがしやすいです)
アオリイカのおすすめレシピ
アオリイカは色々な調理方法で楽しむことができます。そんなおすすめレシピを調理方法ごとに代表的なものをご紹介します。
アオリイカおすすめレシピ1:お刺身
シンプルですが、アオリイカ本来の味を楽しめる人気の料理です。調理も簡単なので、新鮮なアオリイカが手に入った時にはおすすめの料理です。
材料
- アオリイカ
調理方法
- イカを捌きます
- 爪楊枝などで、薄皮までしっかり取り除きます
- 3mm程度の厚みで切ります
- 盛り付けて出来上がりです
料理のポイント
アオリイカは水にさらすと白くなってしうので、なるべく水洗いの回数を減らすのと、キッチンペーパーなどで水分を拭き取るときれいに仕上がります。
アオリイカおすすめレシピ2:バター焼き
引用: cookpad
お刺身などの料理で余ったヒレやゲソを使った料理です。余りものとは言えない美味しい料理です。
材料
- アオリイカ
- バター
- 塩
- コショウ
調理方法
- ヒレ・ゲソなどを一口大に切ります
- フライパンなどで、バターと一緒に焼きます
- 塩・コショウで味付けして完成です
料理のポイント
生でも食べられるイカです。火を入れすぎると硬くなるので注意しましょう。バーベキューや焼き肉の際にアルミホイルでプレートを作ってその上で焼くと色々な場面で楽しめます。
アオリイカおすすめレシピ3:天ぷら
アオリイカをさっと揚げて、ポン酢で食べれば、さっぱりと高級食材のアオリイカを上品に食べられる料理です。
材料
- アオリイカ
- 天ぷら粉
- ポン酢
調理方法
- イカを一口大に切り隠し包丁を入れる
- 天ぷら粉をまぶします
- 180°の油でさっと揚げます。余熱で火を通すので上げ過ぎに注意しましょう
料理のポイント
イカに格子状の切れ目を入れると、反り返らずに揚げられます。イカの天ぷらは良く跳ねることがありますが、キッチンペーパーなどでしっかり水分を拭き取れば防止できます。
アオリイカおすすめレシピ4:大根煮
引用: Rakutenレシピ
アオリイカを大根と煮込んだ、料理です。じっくり煮込んで味の染みたイカの煮物が楽しめます。作り置きも可能で、メイン料理にも、ちょっとつまみの一品にもおすすめです。
材料
- アオリイカ
- 大根
- にんじん
- 和風だし
- 酒
- みりん
- しゅうゆ
調理方法
- 大根を2㎝幅でいちょう切りにします(面取りすると尚よい)
- 切った大根とにんじんを調味料と一緒に鍋で煮込みます
- イカを食べやすい大きさに切ります
- 先ほど煮込んでいた鍋にイカを入れて煮込めば完成です
料理のポイント
イカを後から入れることで、柔らかいイカを楽しめます。また、イカが小さい時には、輪切りにしてリング状のまま煮込んでも大丈夫です。ヒレもゲソも一緒に煮込むことが可能なので、イカを全て楽しめる料理です。
アオリイカおすすめレシピ5:漬け丼
引用: cookpad
新鮮なイカのコリっとした食感も、冷凍物のモチっとした食感もどちらでも美味しく食べられる一品です。簡単に作れるイカの漬け丼を楽しみましょう。
材料
- アオリイカ
- 卵黄
- ご飯
- 刻みのり
- 醤油
- みりん
調理方法
- イカをイカそうめんを作るように切ります
- 醤油、みりんを適量で混ぜ漬け汁を作ります
- 切ったイカを付けて5分ほどおきます
- ご飯の上に刻みのりを乗せ、さらにイカを乗せ卵黄を落とせば完成です
料理のポイント
漬け汁は一回煮込んだものを使用すると、旨味が増します。また、お好みの薬味を色々と乗せられるのも、この料理の楽しみなポイントです。
アオリイカの調理の注意点
イカは大変調理しやすい食材ではありますが、いくつか注意しなくてはいけない事があります。特に釣ってきた時には注意しましょう。
寄生虫に気を付けよう
アオリイカには、アニサキスという寄生虫がいることがあります。調理の際に良く洗うことや、加熱調理で対処できます。新鮮なうちは身に入ることはありませんが、身をライトなどで透かすと、点や、渦巻の影があったらアニサキスです。切り取ってしまえば問題ありません。
食べてはダメな場所とは?
イカには、食べてはいけない場所があります。それは、精巣です。イカの精子は非常に強く食べてしまうと口の中を傷つけられてしまうほどです。かなり痛いようなのでしっかり取り除きましょう。
アオリイカの入手方法
アオリイカは、スーパーなどでは、ほとんど売っていません。あっても外国産の冷凍物でしょう。お店での購入をお考えでしたら、鮮魚市場などに行けば手に入れることができると思います。
アオリイカは釣ってこよう
実はアオリイカは、釣って入手する方法が簡単です。釣り方も色々あって、釣り自体も非常に人気があります。釣って来た方が、安く新鮮なイカが手に入れられます。
アオリイカの締め方と持ち帰りのコツ
釣ったイカは新鮮さを保つために、その場で締めることをおすすめします。締め方と、新鮮さを保たせながどのように持って変えればよいかご紹介します。
アオリイカの締め方
アオリイカは、魚のように締めた方が良いとされています。方法としては、イカの頭と胴体の付け根と眉間アタリを道具で刺したり、指で押したりして、神経を切断します。締められると一瞬で身が白くなるので、それが締められた証拠です。これによって、身の劣化を遅らせる効果と、クーラーボックスや袋の中で墨や海水を吐かないで持ち帰れる効果もあります。
アオリイカの持ち帰りのコツ
アオリイカは、劣化が早い食材です。クーラーボックスで持ち帰る際に、海水に浸ったまま持ち帰ると身が白く濁り硬くなってしまいます。そうならないように、しっかり墨と海水を吐かせて、ビニール袋などに小分けにして、持ち帰ると新鮮なまま持って帰ることが出来ます。カサ用のビニール袋などがあると便利です。
高級なアオリイカを楽しもう!!
今回、ご紹介しましたように、アオリイカは高級食材として知られていますが、実は、ちょっと行動を起こして釣りに出掛けると、身近な場所で手に入れることも出来るイカです。釣りの対象としても楽しめるだけでなく、高級食材と言われるだけあって非常においしいイカです。是非、アオリイカを楽しんでみてはいかがでしょうか。自分で釣ったイカを、自分で調理して食べるのも、また、格別でよ。
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