みなさんは夏の紫外線対策はしていますか?
これからどんどん暑くなり、自粛後の釣りを楽しむ方も増えてくると思います。厳しい夏の釣りの楽しむためにも、しっかりと紫外線対策はしておきたいところです。
今回は釣りの紫外線対策と、対策におすすめのアイテムをご紹介します。
釣り歴10年以上。主にルアーでロックフィッシュ、シーバス、青物やってます。 釣るのも捌くのも食べるのも好き。 釣り以外にも筋トレやアウトドア全般も好きです。
紫外線が人体に与える影響
気温が高くなるにつれ、紫外線の量も多くなっていきますが、紫外線は人体にどのような悪影響を及ぼすのでしょうか。
紫外線の種類
紫外線は、波長の長さでUVA、UVB、UVCに分類され、UVCが最も人体への影響が大きいとされていますが、オゾン層により守られているのでほぼ地表には届きません。
UVAは波長の長い紫外線で、生活紫外線と呼ばれ、家の中や窓ガラスを透過して肌に影響を及ぼします。
UVBは波長の短い紫外線で、主に屋外での日焼けの原因となる紫外線のため、レジャー紫外線とも呼ばれています。
UVBは、UVAよりも強い紫外線です。
海で注意するのはUVB
上で紹介したレジャー紫外線のUVBですが、砂浜や海面、コンクリートなどで反射するので、海辺での釣りでは特に紫外線に注意する必要があります。
UVBは肌を赤く炎症させたり、色素が沈着して褐色になったりと、シミやそばかすの原因になります。
紫外線が原因で病気になる?
紫外線を浴びすぎると、主に皮膚や目に悪影響を及ぼし、以下のような病気になる可能性があります。
- 皮膚がん
- 良性腫瘍(いぼ)
- 日光アレルギー
- 白内障
- 翼状片
- 黄斑変性症
紫外線を浴びることのメリット
紫外線や日光を浴びることで、骨粗鬆症を防ぐために必要なビタミンDが生成されたり、幸せホルモンと言われるセロトニンが分泌されます。
これらのメリットはどれも短時間の日光浴で十分だと言われていますので、長時間きつい日光を浴びる必要はありません。
釣りの紫外線対策アイテム7選
サングラス
釣りでは偏光グラスをしている方も多いと思います。
水中をクリアに見るために必要なサングラスが偏光サングラス、紫外線をカットするのにはUVカットが必要なので、両方の機能を持ったサングラスを選ぶようにしてください。
中にはUVカット率が低い偏光サングラスもありますが、紫外線をカットせずに水面を見続けることになってしまいます。
紫外線対策におすすめの偏光サングラス
帽子
直射日光を避けるためにも帽子は必須です。
釣り針などから頭部を守る効果もあるので、必ず着用するようにしましょう。
キャップタイプだけでなく、ハットタイプもおすすめです。
紫外線対策におすすめの帽子
フェイスマスク
フェイスマスクは、帽子だけでは防ぎきれない後頭部や首、耳などを日差しから守ってくれます。
きつい日差しから素肌を守ってくれるフェイスマスクですが、飛沫防止にもなるため、今後はフェイスマスクが釣りのマナーになったりするかもしれませんね。
クール素材や速乾素材など様々な種類があります。
紫外線対策におすすめのフェイスマスク
ラッシュガード
ラッシュガードは主にマリンスポーツで着用するウェアですが、最近では釣りやアウトドアでも紫外線対策として着用する方が増えてきました。
ラッシュガードのみでもいいですし、ラッシュガードの上にTシャツを着るスタイルも定番となっています。
紫外線対策におすすめのラッシュガード
ラッシュトレンカ
着用することに抵抗のある男性も未だ多いとは思いますが、下半身の紫外線対策にはラッシュトレンカがおすすめです。
長ズボンを履いていれば必要ありませんが、短パン着用時はUVカット素材のラッシュトレンカを合わせて着用することで、紫外線や虫刺され対策になります。
紫外線対策におすすめのラッシュトレンカ
ラッシュパーカー
ラッシュパーカーは、頭や首を含めた上半身全体の紫外線対策としておすすめです。
いろいろ着用する必要がなく、見た目もおしゃれなので、女性や子供にもおすすめです。
紫外線対策におすすめのラッシュパーカー
日焼け止め
最初に紹介したように紫外線にはUVAとUVBがあり、外での強い紫外線UVB対策としての日焼け止めはSPF表記のあるものになります。
SPFの数字は薬品の強度を表しており、数字が大きくなるほど効果が強くなります。
炎天下での釣りには、SPF50以上の商品がおすすめです。
ちなみにPA表記はUVA対策の効果を表しており、+が多いほど効果的です。
紫外線対策におすすめの日焼け止め
釣りの後のケアも大切
強い日差しや紫外線で日焼けをした後は、日焼け後72時間のケアが特に重要になってきます。
ケアをしなかったら?
日焼けはやけどと同じ状態で、肌や皮膚が熱を持った状態はシミやシワ、くすみなどあらゆるトラブルの原因になります。
ですので、72時間以内にしっかりとアフターケアを行いましょう。
1. 火照った体を冷やす
まずは、しっかりと体を冷やすことが大切です。
冷水シャワーや水風呂に浸かり、熱を持った体をクールダウンさせてあげましょう。
この際、皮膚を強く擦ったりしないように注意してください。
お風呂上がりは、冷やしておいた保湿液を使ったり、冷たいタオルで体を冷やすこともおすすめです。
2. しっかり保湿
日焼けして水分が蒸発した体には、しっかりと保湿をすることが大切です。
肌が敏感な状態になっているので、刺激の少ない保湿液をたっぷりと使って保湿してください。
保湿したあとは、乳液でフタをすることも忘れずに。
紫外線対策におすすめの保湿液
3. 水分、ビタミンを補給
まずは、常温の水をたっぷり飲んで、脱水症状の体を潤してください。
日焼け対策には、ビタミンA、C、Eやリコピンが重要ですので、ビタミンたっぷりの食事やフルーツ、サプリなどもしっかり摂取して内側からもケアしましょう。
紫外線対策におすすめのサプリメント
釣りの紫外線対策まとめ
夏の炎天下での釣りで問題となるUVBは、衣類を貫通することはないので、まずはしっかりと帽子やラッシュガードなどを着用して、指先や顔の一部など露出する部分にはSPF50以上の日焼け止めを塗って対策しましょう。
帰宅後にアフターケアまでできれば紫外線対策はばっちりです。
こまめな水分補給も忘れずに釣りを楽しんでください。
釣り歴10年以上。主にルアーでロックフィッシュ、シーバス、青物やってます。 釣るのも捌くのも食べるのも好き。 釣り以外にも筋トレやアウトドア全般も好きです。
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