
前回釣りで釣れる毒魚と危険な生物を紹介しましたが、今回は毒魚だけど一度は食べてほしい美味しい魚たちを紹介します。
あくまでも毒のある魚なので、無理をして怪我をしては元も子もありませんので、細心の注意を払って処理をしてください。
釣り歴10年以上。主にルアーでロックフィッシュ、シーバス、青物やってます。 釣るのも捌くのも食べるのも好き。 釣り以外にも筋トレやアウトドア全般も好きです。
アイゴ(バリ)
引用: クックパッド
関東ではあまり食用とされないアイゴですが、西日本特に瀬戸内海の兵庫県や徳島県では、一般的に食用として流通しており、秋に獲れる小型のアイゴは高値で取り引きされています。
アイゴは内臓が臭く、小便のような匂いがすることから、一部地域ではバリ(小便臭い)と呼ばれていたりします。
なので、アイゴが釣れた場合はすばやく内臓を処理し、持ち帰ることをおすすめします。
しかし、瀬戸内海などの一部地域で獲れるアイゴの内臓は比較的匂いが少なく、そのまま煮付けで食べられたりもしています。
引用: クックパッド
アイゴの食べ方
- 刺身
- 煮付け
- 素揚げ
オニオコゼ
引用: クックパッド
オニオコゼは鬼のように醜い魚を意味しており、その名のとおり見た目はグロテスクな魚です。
大きさは最大でも30cm程度の魚で、背ビレの棘に毒を持っています。
オニオコゼは非常に高価な魚で、スーパーなどではあまり見かけませんが、生息域は沿岸から水深200mくらいの浅海性なので、他の根魚を狙って釣りをしている時に釣れる可能性があります。
背ビレの毒は危険なので注意して無理はしない方がいいですが、釣れたらしっかりと処理をして食べてみてはどうでしょうか。
オニオコゼの食べ方
- 刺身
- 汁物
- 唐揚げ
ゴンズイ
引用: クックパッド
ゴンズイは、見た目からわかる方もいると思いますがナマズの仲間で、一部の地域ではギギやググと呼ばれることもあります。
背ビレと胸ビレに毒を持っていることから、釣りでは外道として嫌われることが多い魚ですが、毒針の処理さえすれば、とても美味しい魚です。
市場にはあまり流通しない魚ですが、夜行性なので主に夜釣りでは比較的簡単に釣ることができる魚なので、一度とは言わず釣れたら毎回持ち帰って食べてもいいと思います。
ゴンズイの食べ方
- 味噌汁
- フライ
- 蒲焼き
前回紹介した、こちらの記事も参考にしてください。
釣り歴10年以上。主にルアーでロックフィッシュ、シーバス、青物やってます。 釣るのも捌くのも食べるのも好き。 釣り以外にも筋トレやアウトドア全般も好きです。
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