マップで釣り場を検索
釣り場情報コミュニティサイト

釣果情報でAMAZONギフト券をGET!
ホーム/ブログ/テクニック/豆知識/夏には持ってこい!テンヤで釣るマダコ
夏には持ってこい!テンヤで釣るマダコ

夏には持ってこい!テンヤで釣るマダコ

今年の夏は花火大会や縁日が中止になってしまい残念ですね。そんな夏には3密をさけつつマダコを釣りませんか。

タコエギなんてものもありますが、この記事ではテンヤ釣りをおすすめしたいと思います。

何故夏に狙うべきなのか、今注目されつつあるタコエギとはどう異なるかを説明したうえで、仕掛けや釣り方を丁寧に解説していきたいと思います。

ライターずんだもち

はじめまして、ずんだもちと申します。 主に関東地方で投げ釣りを好んでやっている釣り人です。 また、ルアーを使ってシーバスゲームの経験もあります。 よろしくお願いします。

タコテンヤで釣りをしよう!

夏になると海の水温も上昇して魚の活性も上がりますし、タコも例外ではありません。やはり5月~7月が一番エサにアタックしてくるのが多い様に感じますが、魚を狙うような釣り針ではまずかかりません。

タコの狙い方はエギというルアーのようなものを使って釣るやり方もありますが、今回はテンヤという道具を使って釣る方法を紹介したいと思います。

なぜ夏にタコなのか

基本的には夏が最も釣れ易いとされています。理由は冒頭でも述べた通り、水温が上昇して活性が上がる事と、それに伴い浅場に上がってくるので防波堤からでも船の上からでも狙えるという事があるかと思います。

一度冬にタコ釣りをした事があります。酢だことしておせち料理にのせようと思ったからです。しかし、活性がとても低かったです。

というのも、後で説明しますが、テンヤの針の大きさが尋常ではないので、その分エサに乗りにくいと思われます。とは言え小さな針ではタコを上手く引っ掛けられないので、活性が高くなる夏に釣るのが大事なのです。

テンヤとは?

テンヤとは15~20cm程の細長いプラスチック板または竹を割いた先端に3~5cmくらいの大きな針金が2本ついた釣り具になります。丸セイゴや流線といった魚を狙うような釣り針に比べると何倍もサイズが大きいです。他の釣り針の様にかえしが付いていませんが針の先は尖っているので、刺してしまうと血が出てしまいます。

テンヤの種類も沢山あり、堤防で釣るのであればカニの疑似餌(ゴムで作られている)もセットになっている場合が多いです。食いが悪いから他のエサに変えてみよう、、、という事は基本的には出来ず、針金でがっちり固定されています。(ペンチで強引にひねれば出来ないことも無いですが、、、)

対して、釣り船に乗船して釣る場合は、用意されたテンヤを使う事になります。重さは15~20号あたりで、冷凍された大き目のカニを使う事が多いです。この場合、テンヤの基板の材質や針の大きさなどに若干の違いがあるものの、基本的には同じ構造になります。

エギとの違い

エギとは一言で言ってしまえばエビの形を模したルアーのようなものです。ルアーと言ってしまうと少し乱暴なのですが、生餌でもワームでもありません。

もう少し細かく説明すると、全体がメッシュのようなもので覆われていて先端に2重~3重の針が層のようになっています。テンヤの針ほど大きくないので扱いやすい上、エサをくくり付ける必要もありません。

しかし、基本的にはイカを狙う為の疑似餌なので偶発的にタコが釣れる事もあるとは思いますが、針が大き目なテンヤの方がばらしにくいと思われます。

仕掛け

防波堤から狙う場合

防波堤からだとスピニングリールで狙うのが最適かと思います。道糸はPE3号100~150mほど巻いておくと無難です。先端にはフック付きのサルカンを結んでおくと便利です。そこにテンヤを引っ掛けます。

スピニングリールは遠投用のものでも大丈夫ですが、チョイ投げ用のリールでも十分対応可能です。というのもテンヤが非常に重いので投げ釣りのように思うように飛んでくれません。

それよりもオモリ20~30号に対応可能な負荷に強い竿を用意する事が重要です。

船から狙う場合

それぞれ船宿で配布される仕掛けを使いましょう。(オマツリ回避の為にも)船で釣る場合には手巻き仕掛けの場合が多いです。そこまで仕掛けを飛ばす必要が無いからです。

リールは無く、テトロン糸がひたすら巻かれていて、先端にサルカンが接続されている場合があります。そこにテンヤを結び付けます。

エサはカニが圧倒的に多いです。ただ魚でも食いつくのでアジやイワシなどを使う場合もあるようです。私はハゼでやったこともあります。エサはテンヤに括り付けてある場合がありますが、自身で結び付ける必要がある場合にはタコ糸で巻く事も出来ます。

釣り方

防波堤の場合

竿が折れない様に仕掛けを投げたら、3~5分程度置き竿にしておきましょう。そうして仕掛けを置いといたら、少しリールを巻いてタコが乗ったか確認しましょう。

タコが乗っていると明らかに重みが違いますので分かります。そうしたら大きく合わせてしっかりとタコをかけましょう。仕掛けをこまめに動かすのは根がかり対策もあるので、タコの活性が高いときは根気よく周囲を探ってみましょう。

船上から

基本的には船長のアナウンスに従って釣りをすれば大丈夫です、、、と言っても全く伝わらないと思いますので説明しますね。

まず、巻いてある糸を出しておいてから仕掛けを海に投入します。(絡まない程度に出来るだけ糸を出しておいて、テンヤを遠く投げておくと、この後探りを入れる事が出来ます。)

テンヤが着底したら、人差し指に糸を引っ掛けながら小刻みに揺らして、ひたすら仕掛けを動かして誘いを入れます。人差し指に重さを感じたらしばらくはそのまま誘い続けて、(早合わせは禁物)ある程度重みが続くようであれば腕を使って大きく合わせます

そうしたら間髪入れずに手繰り寄せます。糸がたるむとバレてしまうからです。水面バラシを防ぐためにもタモを使って取り込んだ方が安全です。

まとめ

以上、船の上から、防波堤からのテンヤでのタコ釣りの方法を紹介してみました。みなさんはどちらで釣ってみたいでしょうか。

夏日もまだまだ続きそうなので、今からでもタコテンヤデビューは遅くなさそうです。

ライターずんだもち

はじめまして、ずんだもちと申します。 主に関東地方で投げ釣りを好んでやっている釣り人です。 また、ルアーを使ってシーバスゲームの経験もあります。 よろしくお願いします。

こちらの記事もおすすめ

- SHARE -