マップで釣り場を検索
釣り場情報コミュニティサイト

釣果情報でAMAZONギフト券をGET!
ホーム/ブログ/テクニック/豆知識/アジングやサビキ釣りと一緒にできるブッコミ釣りをやってみよう!
アジングやサビキ釣りと一緒にできるブッコミ釣りをやってみよう!

アジングやサビキ釣りと一緒にできるブッコミ釣りをやってみよう!

ファミリーフィッシングでみんなで楽しんでいるとき同時にできるブッコミ釣り。置き竿でできる釣りなので、その他の釣りのついでにできる簡単な釣りです。仕掛けも簡単で竿1本で思わぬ大物が釣れることもあるブッコミ釣りをご紹介します。

ライターmanmal

釣った魚は自分で料理して振る舞うをモットーに関西で休日を中心に釣りをしています。釣果と腕はともかく釣り歴は長いです₍^^;。

ブッコミ釣りとは

アジングやサビキ釣りと一緒にできるブッコミ釣りをやってみよう!

ブッコミ釣りとは、青イソメなどのエサをつけた仕掛けを適当な場所に投げ込んで置き竿にしてアタリを待つ簡単な釣りです。投げ釣りのように仕掛けを遠くに投げず、足元から岸から10メートルくらいの範囲に仕掛けをブッこんでおくからブッコミ釣りと呼ぶそうです。専用の竿や道具はなく、他の釣りの道具が兼用できる釣りです。狙う魚を決めて、専用の仕掛けを作ったり、エサも狙う魚に合わせて選ぶこともできます。

サビキ釣りをしている防波堤や漁港、岸壁などは、アジやイワシ、小サバなどの小魚が回遊している場所です。小魚を狙うフィッシュイーターも集まりますし、プランクトンも多く、壁にイガイやフジツボなどもつきいろいろな魚が集まります。捨て石の隙間にはカサゴやアブラメ、キジハタなども潜んでいます。スズキやクロダイなどもエサを求めて回遊してきますから、何が釣れるかわからないドキドキする釣りなのです。

ブッコミ釣りのタックルと仕掛け

アジングやサビキ釣りと一緒にできるブッコミ釣りをやってみよう!

狙う魚を決めてブッコミ釣りをする場合は、場所、ターゲットなどに合わせてタックルと仕掛けを準備します。今回は、サビキ釣りなどをしながらなので、他の釣りの道具を使う簡単なながら釣りをご紹介します。

ブッコミ釣りの竿とリール

釣場からせいぜい2,30メートルくらいまでのポイントを釣りますので、竿とリールはサビキ釣り、チョイ投げ、シーバス用のルアータックルでも使えます。基本的なタックルをご紹介しておきます。

  • 竿 : 4メートルから5メートル程度の、磯竿と呼ばれる竿の種類で3号程度強度をもつ竿が理想です。サビキ竿として売られている竿がこの程度です。仕掛けを竿の弾力で投げます。
  • リール : ドラグ機能のついた3000番くらいの中型のスピニングリールに、ナイロン道糸3号から5号が150メートル程度巻いておきます。

ブッコミ釣りの仕掛け

アジングやサビキ釣りと一緒にできるブッコミ釣りをやってみよう!

ターゲットの魚が決まっている場合は、時間帯、場所、エサ、仕掛けと決めていきますが、今回はサビキ釣りをしている場所と時間帯という設定でご紹介します。釣れるかもしれない魚は、スズキ、クロダイなどの回遊魚と、近辺に潜んでいるであろうカサゴ、アブラメ、キジハタなどの根魚です。最初は釣れたらラッキーくらいの気持ちでやってみましょう。

道糸に中通しのオモリとゴム管を通しサルカンを結びます

オモリは中通しの丸型、タル型、扁平(へんぺい)型がありますが、タル型が使い易いでしょう。丸型のオモリは海底を転がりやすいので流れがある仕掛けが安定しにくく、扁平型は定置しやすいですが底を引くときね掛かりすることがあります。

オモリを道糸に固定しないのは、仕掛けを誘導式にするためです。これで、魚がエサを食べるときの違和感を軽減します。ゴム管は、仕掛けを投入する時オモリがサルカンにあたるときの緩衝役を担います。ゴム管が最初からついているオモリもあります。

サルカンにハリスを結び針をつけます

ハリスとして3号のフロロカーボン、または、ナイロンハリスを矢引(80センチメートル)ほど結び、伊勢尼針11号から13号を結びます。釣り堀用の仕掛けでハリスが長めのハリス付き針を売っていますから、使ってもいいですね。

防波堤や漁港などでサビキ釣りをするポイントでも半夜釣りでアナゴが釣れることがあります。もし、アナゴを釣りたいなら、専用の針を使うことをお勧めします。

ブッコミ釣りの釣り方

アジングやサビキ釣りと一緒にできるブッコミ釣りをやってみよう!

釣り座がケーソンのように足元直下から水深がある場所なら、壁際でスリットのあるようなところや、捨て石の切れ目あたり、テトラの際などがブッコミ釣りに適したポイントです。複数の竿が使えるなら数カ所に仕掛けを入れましょう。

ブッコミ釣りのエサ

アジングやサビキ釣りと一緒にできるブッコミ釣りをやってみよう!

ブッコミ釣りの定番でオールマイティのエサは青イソメです。虫エサはエサ取りに弱いですが、匂いや動きが魚にアピールしますからいろいろな魚が好んで食べるエサです。ながら釣りではこれだけでも良いでしょう。青イソメを房がけ(3~5匹をチョン掛けにする)してください。

ブッコミ釣りに使われるその他のエサには、本ムシ、チロリ、コガネ、ユムシなどの虫エサ、スナモグリ(ボケ)、カメジャコ、小型のザリガニなどの甲殻類、サンマやサバなどの切り身の塩漬け、冷凍きびなごなどがあります。狙う魚、時間帯、場所によって使い分けられています。

ブッコミ釣りの釣り方

アジングやサビキ釣りと一緒にできるブッコミ釣りをやってみよう!

狙うポイントに仕掛けを入れたら、ながら釣りなので、竿は手に持たず置き竿にします。理想的には竿置きに立てかけておきますが、なければクーラーボックスなどに立てかけます。投げ釣りの場合は同じ置き竿でも、道糸をピンとはりますが、ブッコミ釣りの場合は少したるませておいてかまいません。ドラグは緩めておいて、魚が掛かっても強い抵抗が掛からないようにしておきます。

魚のアタリは穂先に現れますが、常に見ていることはできませんので、鈴などをつけておくとよいでしょう。アタリが出たらしっかりエサを食わせたうえで、ドラグを締め、糸ふけをとって合わせます。後は魚を取り込むだけです。

アタリが出なかったり、アタリがあっても魚が掛からないようでしたら、仕掛けを回収してエサを点検し、付け替えましょう。投げ込む場所を変えてみるのも一つの工夫です。小魚を追って来たフィッシュイーターが食いついたり、隠れ家からエサを見つけた根魚が飛び出して食いついて来たりすることもありますよ。

ブッコミ釣りをやってみよう

アジングやサビキ釣りと一緒にできるブッコミ釣りをやってみよう!

防波堤や漁港などで釣りを楽しむ家族連れが多くなりました。手軽な釣りが人気で、小さなお子さんでも楽しめるサビキ釣りをする姿が見られます。お父さんやお母さんは子供たちのお世話でなかなか自分たちが釣りを楽しめないのが悩みですと聞いたことがあります。

そんな釣り場で余分の竿が一本あるならブッコミ釣りをしてみることをご紹介しました。仕掛けはオモリとハリスと針だけで、竿を持っておく必要がない"ながら釣り"ですから、サビキをしながらでも、お子さんのお世話をしながらでもできる釣りです。思わぬ大物が顔を見せてくれることもありますからぜひ挑戦してみてください。

ライターmanmal

釣った魚は自分で料理して振る舞うをモットーに関西で休日を中心に釣りをしています。釣果と腕はともかく釣り歴は長いです₍^^;。

こちらの記事もおすすめ

- SHARE -